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Vクラスのトランクに救急箱搭載!

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だんだんと春の訪れを感じるようになりました。

Vクラスを購入しトランクを使うようになってから気付きましたが、なんと純正で救急箱が付いています!

今回はこちらについて紹介したいと思います。

目次

1.救急箱の搭載場所


Vクラスのトランクの開け方は2種類あります。

フルオープンの方法と、リアガラスのみオープンの方法の2種類です。上記の写真は後者の開け方です。

開けると上写真の様に土台が現れ、中央の銀色のレバーを持ち上げるとフタが開き中に小物入れがあります。上までフタを持ち上げると固定されます。

するとその中に救急箱が入っています。

他にも三角表示板や網掛けフック等がありますが、別途紹介します。

2.救急箱の内容

2-1.外装

日本語で右上に救急箱と明記されています。

中央に「DIN 13164」と書かれていることから、どうもドイツ規格に基づく製品の様です(日本で言うJIS規格)。

また、右下に製造会社と思われるLEINA-WERKE(レイナ・ヴェルケ)という社名が書かれています。

裏側には品番ラベルが貼られています。

よく見たら「Best before 22.03.21」つまり、使用期限が2022年3月21日までと書かれています。

この車の初年度登録が2016年なので、約6年しか想定されていないことになります。。。それでイイのか?!

2-2.内装

黒い袋から出すと上の写真の様にビニールに入っているものが二つ折で収められています。写真は裏表それぞれのものです。

2-3.中身

パっと見る限り、包帯、絆創膏、ゴム手袋、テープ、ハサミ、ガーゼといったところでしょうか。

同封の紙にリストの様なものがありますが、恐らくドイツ語で読めません。。。

少し調べてみるとDIN規格より下記アイテムが同封されなければならない様です。

  • 1×粘着テープDIN 13019-A 5 mx 2,50 cm
  • 4 ×粘着包帯DIN 13019-E 10 cm x 6 cm
  • 2×指先プラスター
  • 2×指石膏12 cm×2 cm
  • 2 × プラスターストリップ1,9 cm x 7,2 cm
  • 4×プラスターストリップ2.5 cm x 7,2 cm
  • 1×圧縮包帯DIN 13151 K
  • 2×圧縮包帯DIN 13151 M
  • 1×圧縮包帯DIN 13151 G
  • 1×ドレッシングパッドDIN 13152 BR 40 cm x 60 cm
  • 1×ドレッシングパッドDIN 13152 A 60 cm x 80 cm
  • 2×固定包帯DIN 61634 FB 6 6 cm
  • 3×固定包帯DIN 61634-FB 8 8 cm
  • 1 ×レスキューブランケット160 cm x 210 cm、シルバー/ゴールド
  • 6 ×創傷圧迫10 cm x 10 cm
  • 2×三角包帯DIN 13168-D
  • 1×はさみDIN 58279-A 145
  • DIN EN 455に準拠した4 ×使い捨て手袋
  • 無傷の肌をきれいにするための2×クレンジングワイプ
  • 1×応急処置説明書
  • 1×目次

3.説明書の内容

上記説明書が同封されています。日本語も対応している様なので文章を確認しました。

翻訳ソフトで変換したような文章で、クスッと笑える内容を2つ紹介します。

3-1.人間として・・・

「人間として、必ず事故にあった人に対し救助の手を差しのべる。」

当たり前のことですが、何かちょっと言い方が壮大。。。

3-2.とにかく落ち着いて!

「とにかく落ち着いて!オペレーターが内容を確認するまで電話を切らないこと。」

その通り!しかし、ビックリマークを付ける位置でセリフっぽく聞こえる。。。

4.所感

各車メーカーはしのぎを削ってコスト削減、部品点数削減、重量低減を行っている中、乗員や被害者のケアという観点で救急箱を車両に搭載するというメルセデスの考え(だろう)に少し驚きました。

もしかしたらドイツの法規で規制されており仕方なく搭載しているのかもしれません。そうだとしても日本は規制していないので、少し遅れている感があります。

救急箱を搭載しただけで人命は助からない。そう言われそうですが、だとしても最低限の救護の意識は素晴らしいと管理人は思いました。

皆さんはどう思われるでしょうか?

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