残念ながらこれまでにVクラスでもリコールが発表されており、管理人も何度か案内がメルセデス・ベンツ日本より届きました。
今回はこれまでのリコール内容を紹介いたします。
目次
1.Vクラスのリコール遍歴
現在のモデルのVクラスは2016年より日本販売開始され、これまでに7回リコールを出しています。
ちなみにベンツのリコール情報は、メルセデス・ベンツ日本のHP上より一覧で確認することが出来ます。
1-1.平成28年7月28日 ブレーキフルードリザーバーの取付けに関する対策
・リコール届出番号: 外-2365
・不具合内容: ブレーキフルードリザーバーの取付け作業が不適切であった為、走行振動等でブレーキフルードが漏れ最悪の場合、制動装置の機能が失陥。
・台数:1219台
・事故の有無:無し
1-2.平成29年3月30日 ブレーキのホールド機能に関する対策
・リコール届出番号: 外-2464
・不具合内容: アクセルペダルの誤組の可能性があり、それによりブレーキホールド作動中にエンジンが始動すると、電源ケーブルより発せられる電磁ノイズによってホールドが解除される恐れ。
・台数:1540台
・事故の有無:無し
1-3.平成29年9月28日 リアランプユニットのプロテクタ追加に関する対策
・リコール届出番号: 外-2541
・不具合内容:ボディ形状の設計が不適切な為、リアランプユニット端部の一部(曲率半径2.5mm未満)が露出することにより、保安基準第18条に不適合。
・台数:1043台
・事故の有無:無し
1-4.平成30年7月5日 ステアリングコラムモジュールの配線に関する対策
・リコール届出番号: 外-2686
・不具合内容:ステアリングコラムモジュールのアース配策が不十分な為、異物が侵入した際にアースが断線の可能性があり最悪の場合、帯電した静電気が放電されずエアバッグが誤展開の危険。
・台数:4836台
・事故の有無:無し
1-5.平成30年9月13日 排気ガス浄化装置(DPF)の差圧センサに関する対策
・リコール届出番号: 外-2716
・不具合内容:排気ガスの差圧センサ の部品不良により、故障を検出し排気ガス浄化装置(DPF)及び排気ガス再循環装置(EGR)が停止し、保安基準第31条の基準に不適合。
・台数:3782台
・事故の有無:無し
1-6.平成30年9月13日 SRSコントロールユニットのソフトウエアに関する対策
・リコール届出番号: 外-2721
・不具合内容:エアバッグの制御プログラムが不適切なため最悪の場合、衝突時にエアバッグが作動しない恐れ。
・台数:5958台
・事故の有無:無し
1-7.平成31年2月14日 排気温度センサに関する対策
・リコール届出番号: 外-2782
・不具合内容:排気温度センサの耐久力不足の為、走行振動や熱により破損し、排気ガス再循環装置(EGR)が停止して、排出ガスが規制値を不適合の可能性あり。
・台数:8台
・事故の有無:無し
2.リコール届出番号ラベル貼付け位置
運転席のドアロックストライカー付近に、楕円形のリコール届出番号ラベルが貼られます。
ちなみに管理人のVクラスには、4枚貼られています。
3.所感
今回、新型Vクラスのみのリコールをまとめましたが、3年で7回というと約5ヶ月に1回リコールを出している計算になります。
少し多い気がしますがね。
しかし、過去にリコール隠しを行ったカーメーカーがあったかと思いますが、それよりは全然良いですね。